動画ES・録画面接でカンペは使っていい?バレる原因と目線がずれない置き方
動画ESや録画面接では、話す内容をすべて覚えるのは大変です。「カンペを見ながら話してもいいの?」「使ったらバレて落ちる?」と不安に思う人も多いでしょう。この記事では、カンペを使うときの考え方と、読んでいるように見せないための置き方・書き方を解説します。
結論:禁止されていなければ使ってよいが「読んでいる感」は出さない
募集要項や注意事項で禁止されていない限り、動画ESでカンペ(台本・メモ)を見ながら話すこと自体は、多くの場合問題ありません。録画した動画を見る側にとって、手元で何を見ているかは分かりませんし、準備してきた内容を話すのは自然なことです。
ただし注意したいのは、カンペを使ったこと自体ではなく、「読んでいる」と伝わることで印象が下がる点です。目線が下を向いたままだったり、棒読みになったりすると、熱意や話す力が伝わりにくくなります。「カンペを使うと落ちる」と言われるのは、このためです。
選考によっては、注意事項で原稿の読み上げやメモの使用を禁止している場合があります。その場合は必ず指示に従いましょう。
動画ESと録画面接の違い
どちらも録画した動画で選考されますが、カンペの使い方は少し変わります。
| 動画ES(自己PR動画) | 録画面接(動画面接) | |
|---|---|---|
| テーマ | 事前に決まっている | 録画画面で質問が表示されることが多い |
| 撮り直し | 自分で何度でも撮り直せる | 回数や準備時間が限られることが多い |
| カンペの作り方 | 台本を作り、要点や全文を表示できる | よく聞かれる質問ごとに、キーワードだけを用意しておく |
録画面接は、その場で質問に答える形式が多く、全文を読むと不自然になりやすいので、キーワードのメモ程度にとどめるのがおすすめです。
カンペがバレる5つの原因
- 目線が下や横に向いている:手元の紙や画面の下のほうを見ていると、カメラから目線が大きく外れます。いちばんバレやすい原因です。
- 目が左右に動き続けている:長い文章を追うと、目が行ったり来たりするのが映ります。
- 棒読みになっている:抑揚や間がなく、一定の調子で話していると、読んでいることが伝わります。
- 書き言葉のまま読んでいる:「〜において」「〜であり」のような硬い言い回しは、話しているようには聞こえません。
- 表情がない:文字を読むことに集中すると、笑顔やうなずきが消えてしまいます。
つまり、バレないためには「目線をカメラから離さない」「読むのではなく話す」の2つがポイントです。
目線がずれにくいカンペの置き方
カンペは、カメラ(レンズ)に近いほど目線のずれが目立たなくなります。撮る機材ごとのおすすめの置き方は次のとおりです。
パソコンで撮る場合
ノートパソコンのカメラは、画面の上端中央にあります。カンペは画面のいちばん上、カメラのすぐ下に、細い帯のように表示するのが理想です。表示する行数を2〜3行に絞り、横幅も狭めにすると、目の動きがさらに小さくなります。
カンペ録画を使うと、ブラウザだけで、カメラのすぐ下に台本を自動でスクロール表示しながら録画できます。アプリのインストールは不要で、無料で使えます。
スマートフォンで撮る場合
スマートフォンは画面が小さく、録画中に台本を表示しにくいので、レンズのすぐ横や上に、キーワードを書いた小さな付箋を貼る方法が手軽です。スマートフォンをスタンドで目の高さに固定し、少し離れて撮ると、目線の動きがより目立たなくなります。
避けたい置き方
- 机の上の紙や、手に持った紙(目線が真下に向く)
- モニターの横に貼った大きな紙(目線が横に向く)
- 画面の中央〜下のほうに表示した原稿(カメラから遠い)
読んでいるように見えないカンペの書き方
- 全文ではなくキーワードにする:「強み:粘り強さ」「新入生5人→20人」「SNSで動画を毎週」のように、話の流れを思い出せる言葉だけを書きます。
- 話し出しの一文だけは全文で書く:最初の一言が出てくれば、あとは流れで話しやすくなります。
- 文字は大きく、1行は短く:小さな字を読もうとすると、目を細めたり顔が前に出たりします。
- 話し言葉で書く:全文を表示する場合は、一文を短くした話し言葉の台本にします。書き方は動画ESの台本の作り方で例文付きで紹介しています。
カンペありでも自然に話すための練習
- 台本を声に出して3回読む:内容が頭に入り、カンペを見る回数が減ります。
- 試しに録画して見返す:目線がどこを向いているか、棒読みになっていないかを、自分の目で確認します。
- カンペを見るのは文の区切りだけにする:話している途中はカメラを見て、一文を言い終えたところでちらっと次を確認する、というリズムに慣れると自然に見えます。
カンペ録画では、話す速さに合わせて台本をスクロールでき、スペースキーで一時停止・再開もできます。録画した動画は、そのまま動画圧縮に送って、提出先の容量に合わせて小さくできます。
よくある質問
カンペを見ていることは、本当にバレないの?
目線や話し方で、ある程度は伝わります。ただ、評価する側が気にするのは「カンペを見たかどうか」より、「伝わる話し方ができているか」です。カメラの近くにキーワードだけを置き、自分の言葉で話せていれば、大きなマイナスになることは少ないでしょう。
スマートフォンのカンペアプリを使ってもいい?
使ってもかまいませんが、録画しながら同じスマートフォンに台本を表示できるかは、アプリや機種によります。パソコンがあるなら、画面上部に台本を表示して録画するほうが手軽です。
ライブのWeb面接でもカンペは使える?
Web面接(ライブ形式)は面接官との会話なので、カンペを読みながら答えると不自然になりやすく、やり取りにも対応できません。どうしても不安な場合でも、志望動機の要点などを最小限のメモにとどめましょう。
カンペやメモの扱いは、企業や選考によって異なります。注意事項に指定がある場合は、それを最優先にしてください。